南極物語の話。
1月14日。
今日はタロとジロの日です。
でした。
日付過ぎてしまったー!
14日目にして!はやいな!
気にせず書きます。
タロとジロといえばアレですね、南極物語。
この映画を初めて見た日のことを、そりゃあ鮮明に覚えています。
父方の実家に帰省した際に見た金曜ロードショー。多分金曜ロードショー。
当時小学生の私は「犬が主役の映画だ!」くらいの気持ちで見始めたわけです。
そこからはもう精神攻撃の嵐。
目を手のひらで覆い隠してその隙間から見て、何度も声をあげそうになって。
いやほんと辛かったし、これでもかってくらい泣きながらエンディングまで見守りまして。
その後も寝るに寝付けず、タロやジロや犬たちのことを想って号泣し、「人間は自分の都合のために犬を見殺しにする、許せない、こんな無慈悲なことがあっていいはずない」と幼いながら父母に訴えたものでした。
物心ついてから人目も気にせず泣き喚いたのは、もしかしたらあれが初めてかもしれない。
犬好きで、家でも犬を飼っていたので、より一層悲しくて辛かった記憶。
今もストーリーを思い返そうとすると心臓がギュッとなる。
あれ以来、どうも犬が絡む映画は見れなくなりました。
飼い主とペットの物語は、どうしても死別がつきもので、映画だ作り物だと理解していても耐えられなくなってしまうのです。
そんなことを思い返した、タロとジロの日でした。