ぶんぶろ

書く人:西分綾香

花粉症の話。


1月19日。

今日は空気清浄機の日です。




ハウスダストに弱いです。


衣替えしたり、リサイクル寄りの古着屋さんに行ったり、各々が持ち寄った衣服で衣装合わせ大会をしたときなど、漏れなく鼻をやられます。



花粉症持ちではありません。


ちょうど昨日そういう話になったんですが、花粉症って自然に治ることはあるんでしょうか。


中学2年生の春に初めて花粉症になってしまい、「これが噂に聞く"ゲージが満タンになったら或る日突然花粉症を発症する"というやつか」と納得していたのですが、その翌々年の春には症状はパタリと止み、「治った!」と認識したまま10年と少し。


という実体験を踏まえて「花粉症は或る日突然発症するし、或る日突然治る」ものだと思っていたのですが、花粉症との付き合いが長い劇団員から「治ることはない(つまりお前のそれは花粉症ではなかった)(風邪だ)」と突き付けられまして。


10年と少しの間、自分の中で常識だったものが、揺るがされた瞬間でした。



ただ、中学2・3年生の春を思い返すに、あれは単なる風邪ではなかったと思うのです。


鼻水が止まらないし涙も止まらない、顔面が痒くて痒くて眼球を丸洗いしたい鼻を取り替えたいと願う日々。


やっぱりあれは花粉症だったはず…。

そして今はもう完治したはず…。




証明する術は何もない…。

無力…。