ぶんぶろ

書く人:西分綾香

成人式の話。


1月8日。

今日は勝負事の日です。

イチかバチか、ですね。かっこいいな。

勝負事の日ってかっこいいな。


最近挑んだ勝負事は、賞味期限がちょっと過ぎたお肉をイチかバチか焼いて食べたことです。かっこよくないな。






成人の日ですね。

街中でも振袖姿の女子やスーツ姿の男子を多く見かけました。

おめでとーと心の中で唱えたりしつつ。



成人式の記憶はありません。

忘れたとかではなく、そもそも参加してません。

晴れ着も着ていません。

何をしていたのかというと、演劇の稽古をしていました。



確か数日前に台本が全て書き直しになって、もともと稽古予定には無かったその日も急遽稽古になって。

普通の日となんら変わりない24時間を過ごしました。



当時は「まぁ、しょうがない」くらいの割り切り方をしていたのですが、今思い返すと「しょうがなくはないな!」という気持ち。

いや、全然後悔はしてないんですけど!

行事ごとに疎い若者でしたので。



あれから10年が経って(と入力して5秒くらい真顔になりました、あれから10年ってマジか怖い)、今日何をしていたのかといいますと、演劇の稽古をしていました。



なーんも変わってないな!

何やっても飽きっぽくて長続きしないまま大人になってしまった私なので、よくもまぁこれだけ続けてこれたなと。



20歳くらいの、今とは比にならないくらいガチオタだった頃、「一生アニメ見れない人生と一生演劇できない人生、どっちか選ばないといけないならどうする?」というイジワルな質問をされたことをずーっと覚えてる。


その時は即答できなかったけど、今ならちゃんと選べるんじゃないかなあ。

欲張りなんで選びたくないですけどね。